
| NTPサーバを構築して時刻を正確に保つ |
サーバを運営していく上で、サーバの時刻を正確に保つことは非常に重要な事です。
時刻が狂ってしまっていると、ログに記録される時刻も不正確になり、何かトラブルがあっても
正確にいつ起こったことなのか、わからなくなってしまいます。
ここでは、NTPサーバを構築し、サーバマシンの時刻を常に正確な時刻に保つようにします。
| NTPサーバの構築 |
先ずは、ntpがインストールか確認し、インストールされていない場合は、yumでインストールします。
| # rpm -q ntp ←インストールされているか確認 ntp-4.2.0-7 ←表示されればインストールされている # yum -y install ntp ←インストール |
現在の時刻があまりにも狂っていると、NTPサーバを構築しても時刻の同期ができないので、
先にntpdateコマンドで時刻を合わせておきます。
| # ntpdate ntp.ring.gr.jp 10 Jun 23:18:32 ntpdate[3519]: adjust time server 150.29.9.6 offset 0.164653 sec |
また、再起動後に時刻が狂わないように、BIOSを正しい時刻に設定します。
| # hwclock --systohc |
以上が終わりましたら、NTPサーバの設定に入ります。
NTPサーバの設定ファイルは、/etc/ntp.confになります。これはデフォルトで用意されていますが、
新規で作成しますので、デフォルトで用意されているファイルは名前を変更してバックアップしておきます。
| # mv /etc/ntp.conf /etc/ntp.conf.bak |
ntp.confを新規で作成します。以下のように記述します。
| # vi /etc/ntp.conf driftfile /var/lib/ntp/drift server ntp.ring.gr.jp |
続いてサービスの開始をします。また起動時に自動でサービス開始するようにもします。
| # service ntpd start # chkconfig --level 345 ntpd on |
サービスを開始したら、ntpqコマンドで上位のタイムサーバと時刻の同期ができているか確認します。
# ntpq -p
remote refid st t when poll reach delay offset jitter
==============================================================================
ring.sakura.ad. 113.170.74.161 2 u 7 64 1 14.021 0.609 0.004
|
タイムサーバの先頭に*が付いてない場合は、まだ時刻の同期ができていません。
同期には、サービスを開始してから10分くらいかかりますので、10分後にまたntpqコマンドで確認してみます。
# ntpq -p
remote refid st t when poll reach delay offset jitter
==============================================================================
*ring.sakura.ad. 113.170.74.161 2 u 134 256 17 12.646 -0.130 0.671
|
先頭に*が付きましたので、上位のタイムサーバと時刻の同期ができました。
これでntpdのサービスが起動していれば、サーバの時刻は正確な時刻が保たれます。
なお、ntp.confに記述するタイムサーバの指定についてですが、プロバイダで提供されている場合は
そちらを使うようにします → プロバイダ別NTPサーバリスト
プロバイダで提供されていない場合は、NTP公開サーバを利用します → 推奨公開サーバ
当サイトの記述では、公開サーバの記述にしています。
| クライアントマシンの時刻同期 |
LAN内にせっかくNTPサーバを構築しましたので、クライアントマシンの時刻同期に使用するサーバを
今回構築したサーバを指定するようにしてみます。
Windows XPの場合であれば以下のようにします。
コントロールパネル → 日付と時刻 → インターネット時刻タブを選択
(もしくは、デスクトップ画面の右下の時計をダブルクリックでもOK。)
以下の写真のようにサーバを指定する項目がありますので、サーバのIPアドレスを入力して、
今すぐ更新ボタンを押して、時刻の同期をしてみます。
また、Windows側のhostsファイルを編集したり、Sambaサーバ構築後であれば、
以下のようにホスト名を指定して、時刻の同期を行なうこともできます。
Linuxマシンから時刻の同期を行なう場合であれば、ntpdateコマンドを使用して
ターゲットを今回構築したサーバのIPアドレスにすればOKです。
| [root@client ~]# ntpdate 192.168.1.11 10 Jun 23:26:15 ntpdate[3565]: adjust time server 192.168.1.11 offset -0.015704 sec |
最終更新 : 06/11/2005