
| DovecotでPOP3/IMAPサーバの構築 |
受信メールサーバには、Dovecotを使用したいと思います。
受信に使うポートはPOP3は110番。IMAPは143番になります。
なお、受信と言ってもこれは、サーバに入ってきたメールを受信するという意味です。
サーバ自体にメールが入ってくるのは、25番からです。そして、各ユーザのMailboxに入ってきた
メールを受信するのに使うのが、POP3やIMAPの役割りになります。
| Dovecotの設定 |
Dovecotを使用して、受信メールサーバの設定をしていきたいと思います。
先ずは、Dovecotがインストールされているかの確認をして、インストールされていない場合は
yumからインストールをします。以下の手順です。
| # rpm -q dovecot ←インストールされてるか確認 # yum -y install dovecot ←インストール |
次にDovecotの設定をしていきます。設定ファイルは、/etc/dovecot.confです。
| # vi /etc/dovecot.conf #protocols = imap imaps ←14行目 ↓ protocols = imap imaps pop3 pop3s ←コメント解除、pop3とpop3sを追加 #default_mail_env = ←190行目 ↓ default_mail_env = maildir:~/Maildir ←コメント解除、Mailbox形式の指定 |
以上で終了です。設定では、POP3もIMAPも使えるようにしておきました。
また、暗号化の予定が無い場合などは、imapsとpop3sの記述はしなくてもOKです。
次にサービスの開始と自動起動するようにします。
| # service dovecot start # chkconfig --level 345 dovecot on |
続いてポートの開放です。ルータを利用している場合は、110番と143番をオープンします。
サーバ側のポート開放については、当サイトのファイアウォールスクリプト使用の場合は、
そのままでOKです。
スクリプトを使用せず、iptablesのルールをデフォルトのまま使用している場合は、ポートの開放が必要です。
以下のようにします。
| # vi /etc/sysconfig/iptables -A RH-Firewall-1-INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 110 -j ACCEPT -A RH-Firewall-1-INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 143 -j ACCEPT // 編集後 # service iptables restart |
| メールソフトの設定 |
これでメールの受信をする準備ができました。次はメールソフトの設定を行います。
基本的には、以下の設定をします。以下は当サイトの環境の例です。
| POPサーバ | chibi.name |
| SMTPサーバ | chibi.name |
| ユーザID | chibi |
| パスワード | ******** |
| 受信プロトコル | POP3 |
ここでは、POP3を指定しました。ユーザIDとパスワードはシステムでのそれになります。
これについてはPostfixの設定のほうを参照してみてください。Postfixのほうでも書きましたが
メールで使うユーザはシステムにはログインできない設定にしないと危険です。
また、メール送信にはSMTP認証を使用する設定をしましたので、メールソフトの設定の中に
SMTP認証についての項目がある場合には、それを利用できるようにしてください。じゃないと
メールの送信ができません。
以上が終わりましたら、テストとして、メールの送受信ができるか確認してみてください。
先ずは、LAN内の違うユーザ宛に対してメールを送信するのがいいと思います。その後にそのLAN内のユーザ
からメールを送信して、受信ができるかどうか。
その次に外部に送信できるかどうか確かめます。フリーのメールアドレスを持っているんなら、それに
送信してみます。そして、LAN内の時と同じように今度は外部からこのアカウント宛に送信して、受信が
できるかどうか確認します。
LAN内、外部どちらも問題無く送受信ができなければなりません。もしできない場合は、以下の設定を
再確認してください。
最終更新 : 05/31/2005