
| 正引き用と逆引き用のゾーンファイルを作成 |
ゾーンファイルの作成をしてみます。これは新規で作ることになります。
なお、named.confの編集がまだ終わっていない場合は、こちらを参照してみてください。
/var/named/chroot/var/named/以下に、chibi.name.zoneと1.168.192.in-addr.arpa.zoneの
2つのファイルを作成します。先ず、chibi.name.zoneから作成してみます。
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# vi /var/named/chroot/var/named/chibi.name.zone $TTL 86400
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気をつけていただきたい部分が先ずあります。chibi.name.の後ろに「.」が付く場所が何箇所も
あります(強調する為、ピリオドは全角にしてあります)。これを抜かしてしまうという記述ミスを
よくしてしまいますので、ここは念入りにチェックしてください。
次にSOAレコード部分をちょっと解説したいと思います。
先ず、root.chibi.name.という部分。これはメールアドレスになっています。rootの後ろが
「@」では無く、「.」になっている点に注意してください。次にSerial〜Minimumまで。
Serialは、ゾーンデータのシリアル番号です。一般的な記述方法としては、上に書いたように
「年」「月」「日」「2桁の番号」と記述します。上の例では、2004年12月25日00となってます。
このSerial部分はゾーン転送を行う時に必要な部分です。セカンダリーサーバはこのSerialを
見ます。そして番号が増えてなければ、ゾーン転送は行いません。なので、ゾーンファイルの
設定を変更した場合には、番号を増やす必要があります。そこで最後の「2桁の番号」を使います。
今は「00」となっていますが、もしゾーンファイルの修正をした場合には、「01」などのように
増やしてあげます。こうすると「2004122501」となります。こうすることでゾーン転送が
ちゃんと行えます。
今回は特にゾーン転送などは行なわないので、ここは特に気にしなくてもいいです。
ただ、ゾーン転送を行うようになったら、トラブルになりやすい部分です。この値を増やさないと
ゾーン情報の更新をしませんので、いつまでもセカンダリには、古い情報が残ってしまうからです。
こうしたプライマリとセカンダリのズレがトラブルになります。また日付部分は変更しなくていいです。
Refreshはセカンダリがゾーンデータの更新をチェックする感覚です。Retryはゾーンデータの更新が
チェックできなかった時にリトライする間隔。Expireはゾーンデータの更新が行われなかった場合、
ゾーンデータを無効にするまでの時間です。Minimumはネガティブキャッシュというものです。
名前解決ができなかった場合に、「できなかった」という情報をどれくらい保持するかの
時間です。全て秒単位で指定してあります。
次にNSレコードです。NSの部分です。ここには、ネームサーバのアドレスを記述します。
MX 10の部分はMXレコードになります。ここでは、メールサーバの指定をします。10という数字は
優先度になります。数字が小さいほど優先度は高くなります。
最後にAの部分。これはAレコードです。ここで対応するIPアドレスの記述をします。
これでchibi.name.zoneというゾーンファイルが完成しました。このような要領で、逆引き用の
ゾーンファイルである1.168.192.in-addr.arpa.zoneを作成します。
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# vi /var/named/chroot/var/named/1.168.192.in-addr.arpa.zone
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ほとんど構成は一緒ですので解説は省略しますが、注意点が一点です。
最後の行を見てください。行頭に11という数字があります。当サーバのIPアドレスは
192.168.1.11となっております。なので、11と指定しています。こちらはご自分の環境に
合わせて変更してください。
以上で、named.confで指定したゾーンファイルの作成ができました。
そしてこれらは今、root権限で作成しましたので所有者情報をrootからnamedに変更します。
| # chown named:named chibi.name.zone 1.168.192.in-addr.arpa.zone |
次に、念の為にルートネームサーバの情報を最新のものにしておきます。(滅多に変わるものではありませんが)
| # dig > /var/named/chroot/var/named/named.ca |
ルートネームサーバは世界に13台しかない、トップレベルドメインを管理するネームサーバです。
ここが再起問い合わせの出発点になります。
以上で、設定は完了しましたので、DNSサーバの起動と自動起動する設定を行います。
| # service named start # chkconfig --level 345 named on |
最終更新 : 05/23/2005