
| システム管理の基礎コマンド |
ここでは、システム管理に必要と思われる基礎的なコマンドの紹介をします。
| プロセスの状態を表示する |
psコマンドを使用します。オプションでは、auxを付けるのがお勧めです。
| $ ps aux |
a : 全てのユーザのプロセスを表示
u : ユーザ名と開始時刻の表示
x : デーモンの表示
また、特定のサービスのPIDを調べたい場合は以下のようにします。
ここでは例として、sshdのPIDを調べてみます。
| $ ps -C sshd |
| ディスク使用量を調べる |
dfコマンドで、ディスク全体の使用状況を確認できます。また、duコマンドを使えば、指定した
ディレクトリの使用量の確認をすることができます。
| $ df -h |
-hのオプションは、単位をつけて表示するオプションです。見やすく表示することが可能です。
次にduコマンドで、/var/www/htmlの容量を調べてみます。
| $ du -hs /var/www/html 14M /var/www/html |
hのオプションは先ほどと一緒で、sのオプションは、そのディレクトリの合計サイズのみを
表示する為のオプションです。
| メモリーの使用量を調べる |
メモリーの使用量を調べたい場合には、freeコマンドを使用します。
|
$ free -m
|
-mのオプションは、単位をメガバイト表示にするオプションです。
他にも、-s 10 みたいなオプションを付ければ、10秒ごとに表示され続けます。
なお、上の例では、実際に使用されているメモリ量は、53Mになります。
| システムの稼動時間を調べる |
uptimeコマンドで、システムの稼動時間を調べることができます。
| $ uptime 17:52:08 up 6 days, 20 min, 1 user, load average: 0.00, 0.00, 0.00 |
左から、現在時刻、稼動時間、ログインユーザ数、ロードアベレージとなっています。
| システム情報を表示 |
unameコマンドでシステムの情報を表示することができます。
| $ uname -a Linux otaku 2.6.11-1.27_FC3 #1 Tue May 17 20:27:37 EDT 2005 i686 i686 i386 GNU/Linux $ uname -r 2.6.11-1.27_FC3 |
-aで全ての情報を、-rでカーネルのバージョンのみを表示することが可能です。
| ログイン履歴を表示 |
lastコマンドでログイン履歴を表示することができます。ここでは、直近5件の表示をしてみます。
| $ last -a5 |
-5とすれば、5件表示にできます。aのオプションはつけなくてもいいです。
| コマンドの履歴を表示 |
historyコマンドを実行すれば、コマンドの履歴を番号付きで表示することができます。
| $ history |
また、history番号を利用してコマンドを実行することが可能です。
例えば、historyコマンドで表示された履歴56番のコマンドを実行したい場合は以下のようにします。
| $ !56 |
historyを削除するには、-cオプションを付けて実行します。
| $ history -c |
| パスワードの変更 |
passwdコマンドで、実行したユーザのパスワードを変更することが可能です。
| $ passwd Changing password for user chibi. Changing password for chibi (current) UNIX password: ←現在のパスワードを入力 New UNIX password: ←新しいパスワードを入力 Retype new UNIX password: ←確認の為、もう1度新しいパスワードを入力 passwd: all authentication tokens updated successfully. ←パスワードが変更された |
また、rootに限り、パスワードを変更したいユーザを指定して、そのユーザの
パスワードを変更することができます。
| # passwd chibi |
| プロセスの終了 |
killコマンドにPID番号を指定すれば、そのプロセスを終了することができます。
PID番号はpsコマンドで確認することができます。
ここでは例として、PIDが11000のvsftpdのサービスをkillコマンドで停止してみます。
(必ずしもvsftpdが11000になるわけではありません)
| # kill 11000 |
再起動する場合には、-HUPのオプションを付けます。また、強制終了したい場合は、-KILLを付けます。
| # kill -HUP 11000 # kill -KILL 11000 |
また、killallコマンドを使用すれば、PIDでは無く、サービス名を指定して終了することができます。
| # killall vsftpd |
最終更新 : 06/12/2005